作業服として、ブルゾンタイプのものを選ぶ人たちが増えています。ブルゾンタイプなら秋から春まで使えますし、収納部分がたくさんあり作業をするのに便利だからです。作業服ブルゾンを製造・販売しているメーカーは多いので、選択肢に困らないのも人気の要因です。
とはいえ、あまり大きいサイズのものはショップには無いこともあります。では大きいサイズを購入するには、どうするのがよいのでしょうか。
作業服は体形に合ったものを選ぶのが一番
作業着や作業服は、文字通り作業を行う時に使用するための衣料品です。そのため作業の効率が上がり、しかも安全に作業できる服を探す必要があります。火花が飛び散る職場では長袖が必須ですし、機械の側で作業する場合には機械に巻き込まれないよう、身体にフィットした服を選ばなければなりません。
かといって、フィットし過ぎて窮屈では作業の効率が下がります。そういった点を踏まえると、作業服は体形に合ったものを選ぶのが一番だということになります。最近はスリムな作業服が人気ですが、身体の大きい人は無理にスリムなものを着用せず、自分の身体に相応しい大きいサイズのものを探すのが賢明です。
特に、腕の動きが楽になるものを選ぶようにするとよいでしょう。
作業服ならブランドものがおすすめ!
作業服を取り扱っているメーカーは多く、その形態は様々です。安い品を大量に製造・販売している会社があれば、こだわりぬいたものを手作業で製作している会社もあります。製品を購入する側としては、選択肢が豊富なのは喜ばしいことでしょう。
とはいえ作業服の特性上、避けた方がよいメーカーがあることは覚えておきましょう。まず、粗悪品を安く売っているメーカーのものは買わないのが賢明です。安くてもよい製品はたくさんありますが、中には安かろう悪かろうなものがあるのも事実です。
粗悪なものは、ちょっとしたことですぐに破れたり、ポケットに穴が開いたりします。また、発汗性能が劣ったものは蒸れますし、防寒性能の低いものは寒くて役に立ちません。一度購入して、そういう経験をしたことがあるのなら、そのメーカーのものは二度と買わないでしょう。
しかし初めて買う場合は、基準となるものが無いので分かりません。そこでおすすめなのが、ブランドものの作業服を選ぶという方法です。ブランドものの作業服は購入経験者が多いものなので、SNSやネット上に口コミが流れます。
悪評が目立つものは売れません。結果的に良いものしか生き残らないのが、ブランドものの作業服なのです。口コミなどを参考にしながら、ブランドものを選ぶのがおすすめです。
ブランドごとのサイズの違いを知っておこう
ファッショナブルな作業服が出まわり、人気となっていることを受け、ブランドものを展開するメーカーが増えました。ブランドごとの個性というものがありますし、得意分野が違うので自分に合ったブランドを選ぶのが大事です。
サイズに関しても同様です。ブルゾンを扱っているブランドの中から、自分の身体に合致したものを探しましょう。各ブランドのブルゾンにはサイズが設定されています。そのサイズをもとに探すのが一般的ですが、ブランドによってサイズ表記が違うことがあります。
そのため、ブランドごとのサイズの違いを知っておくのが大事です。そこでここでは、ブランドごとのサイズについて詳しくご紹介しますので、ブルゾン選びの参考にしてみて下さいね。
最初のブランドは「Jawin」です。Jawinは元プロ野球選手の新庄剛志さんをフューチャーし、かっこいい作業服を展開しているブランドです。Jawinの人気ブルゾン「52300」は、ダイヤ柄の素材が目を引きます。
デザイン性と機能性を追求した製品で、カラーも豊富です。52300の大きいサイズとしては、LLとEL、4Lと5Lがあります。LLの胸回は120cmで、ELは124cmです。
4Lが128cmで、5Lが132cmです。
肩幅はLLが49cmで、5Lが55cmとなっています。着丈はLL以上はそれほど変わらないので、胸回と肩幅で選ぶようにしましょう。次のブランドは、ファッショナブルな作業服で知られている「バートル」です。バートルの人気ブルゾン「7081」は、企業ユニフォーム支持率のとても高い作業服です。
7081には大きいサイズとして、LLと3L、4Lと5Lがあります。LLの胸回は120cmで、3Lは124cmです。4Lが130cmで、5Lが136cmです。さきほどのJawinとは少し違うのが分かりますね。
肩幅はLLが50cmで、5Lが56cmです。着丈はLLと5Lでは4cmの差があります。3番目のブランドは、激安作業服で知られている「桑和」です。桑和の服はとても安いのですが、品質は折り紙付きなので安心できます。
桑和の人気ブルゾン「1993」は、イージーアイロンや背裏メッシュが特徴です。
大きいサイズとしては、LLと3L、4Lと6Lがあります。6Lはとても大きく、胸回は144cmで肩幅は58cmです。着丈は3Lや4Lと同じく70cmあります。他のブランドにはなかなか無いサイズなので、特に大柄な人には桑和の6Lがおすすめとなります。
4番目のブランドは、大正13年創業という作業服専門メーカーの老舗「自重堂」です。
長い歴史を誇るだけあって、その品質は確かです。自重堂のブルゾン「42000」は、ハードワークに適した作業服として人気があります。大きいサイズはLLとEL、4Lと5Lが用意されています。LLの胸回は124cmで、ELは128cmです。
4Lが132cmで、5Lが140cmとなっています。肩幅はLLが53cmで5Lが61cmです。
大きいサイズなら通販が便利
各ブランドのブルゾンのサイズをチェックしたら、次は購入先を選ぶ番です。作業服は全国のワークウェアショップやホームセンターなどで買うことができますが、大きいサイズのものは置いてない場合があります。取り寄せには時間がかかるものですし、また取りに行くのも面倒です。
そのため、大きいサイズの作業服を購入するのなら、通販を利用することをおすすめします。わざわざショップまで出かける必要がありませんし、自宅に届くので便利です。
大きいサイズも、比較的早く取り寄せてくれます。
ただし通販を利用する時には、交換や返品が可能かどうか確認する必要があります。届いてからサイズが合わない場合に備え、しっかりと問い合わせておきましょう。
ネットオークションには掘り出し物が出ることもあるので要チェック!
各ブランドの現行品は在庫が豊富なので、大きいサイズも手に入れやすくなっています。しかし中には、古いモデルを選びたいという人もいることでしょう。古いモデルは価格の面でも魅力的ですが、大きいサイズは在庫が無い場合もあるのがネックです。
そういった時には、ネットオークションを活用しましょう。相場よりも安く手に入れられることがありますし、珍しいモデルが見つかる可能性もあります。日頃からこまめにチェックしておいて、よいものがあったら入札してみましょう。